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munin-node-win32でWindowsのリソース監視

「パソコンがなんか遅いんだよ」的なお客様のご不満。

弊社はデータベースサーバー側のチューニング等を行っているのですが状況を聞いてみると「プログラムの起動が遅い」といった話で、どうもクライアント側の問題かもなぁといった感じ。どうも他社のシステム(しかも画像絡み)が同時に動いているらしいのでそちらにリソースを取られているんじゃないかと想像。

しかし、想像にすぎないのでどうにか確かめられないかと考えていたらmineさんは言いました。

「そのパソコンにSNMPd設置するとか」

MRTGで監視しようってことです。

それで閃いた(といいますか、なぜそれまで思いつかなかったのか)。

そのお客様のところのデータベースサーバーとファイルサーバーはMuninで監視してるわけで

「Windows用のmunin-nodeがあれば監視できるじゃない」

ありました。munin-node-win32

http://sourceforge.net/projects/munin-nodewin32/

現在はお客様のパソコンへの投入前のテストをやっているのですが、バッチリです。

引っかかったところは2つ

  1. zip解凍して実行ファイルmunin-node.exeをダブルクリックして「あれ?」
  2. 「メモリのグラフが出来ないなぁ」

一つ目はマニュアルをちゃんと読めってことで。
サービスとしてインストールするには次のようにします。

> munin-node.exe -install

逆にサービスから削除するときには -uninstall オプション。

二つ目のメモリのグラフについては偉大な先人がいらっしゃいました。

munin-node-win32でメモリーのグラフが出ない問題 « こにやnのぶろぐ

munin(cronで起動されてグラフを作成してる方)の設定(munin.conf)内の対象Windows機のmunin-nodeに関する所には次のようにmemoryに関する記述の追加が必要ってことですね。

[TargetPC] #Windows PC
address xxx.xxx.xxx.xxx #IP Address
memory.swap.label swap
memory.swap.draw STACK
memory.swap.info Swap memory used.

ありがてぇ。ありがてぇ。

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