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ScalewayのSecurity groupに期待しすぎるのをやめる

muraveです。

自分の前の記事『Vagrant+AnsibleでCentOS7のセキュリティアップデートまで』の余談で「ScalewayのSecurity groupについて事前に調整しとくと良いよ」みたいなことを書きましたが、

「Scalewayさんのスパムメール送信対策なんやな〜」

ぐらいの気持ちで接してSecurity groupはなるべく素通しで他の手段で対策したほほうが良さそう、という話。

まず、このときにも書いたようにインスタンスを立ち上げ直さないと変更が反映されないので、この時点で実運用ではかなり致命的。

そして私が諦めた直接の理由ですが、inboundをまとめてdropして必要なportだけをacceptする設定にすると外部へのhttp/httpsアクセスができなくなる。つまり外部のAPIへのアクセスが遮断されます。

aws-cli使ってS3へのバックアップするときにコケてて原因調べたら外部へのhttp/httpsアクセスが全滅してたっていうね。

HTTP not working
https://community.online.net/t/http-not-working/1438

によると

With the rule TCP inbound 0.0.0.0/0 drop, outbounds connections can’t work. That’s because the firewall is stateless.

だそうです。

「iptablesつかえや」みたいな話がみえたので、CentOS7ですしfirewalldでがんばることにしました。

ということで、

jmurabe/scaleway-centos7base

更新しました。

ScalewayのCentOS7.3のイメージにはfirewalldの導入もされていなかったので導入して有効化する処理を追加しています。

sshを許可する処理も入れてますが、もともとsshは許可されているので書き方のサンプルみたいなものです。削除しても問題ありません。

ついでに、調査時digやnslookupが使えなくてつらかったのでbind-utils、みんなaws-cli入れるよね? いれるときに入ってたほうが便利よね? ってことでpython-pipなど追加してます。

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